Webデザイナーってどんな仕事?Webデザイナーの仕事内容や求められるスキルを解説

私たちにとって、とても身近なものとなったWebサイト。
現在は、ショッピングサイトやキャンペーンサイトをはじめ、インターネット上には様々なWebサイトが存在しています。
AmazonやGoogleの台頭によって、ビジネスシーンにおいてWebサイトはますます重要なものとなってきました。
同じ飲食店でも、従来どおりの「実店舗のみを使った」ビジネス展開よりも、
・レトルトをネットで販売
・ホームページから集客
・SNS映えする商品の開発
・自社アプリによる固定客の獲得
こういったWebを使った集客/販売を行えた企業は、大きく伸びています。
何より、実店舗と比較すると、Webを活用することで、
「低い人件費」
「狭い店舗/オフィス」
「安い土地」
でのビジネスが可能になりました。
加えてお客さんは、店舗のある商圏から、全世界へと広がっています。
これからもこの流れは続くと考えられており、いかにWeb戦略が重要であるかがわかります。
そうした状況で注目度を増しているのが、Webデザイナーという職業です。
Webサイトにとってデザインの良さは非常に大事な要素で、多くの企業がWebサイトのデザインに力を注いでいます。
この記事では、いま注目されているWebデザイナーがどのような職業なのかを解説します。
仕事内容だけでなく、Webデザイナーとして活躍していくために必要なスキルについてもみていきましょう。
Webデザイナーとは
キャンペーンサイトや広報サイト、ECサイトなど、インターネット上には多種多様なWebサイトが存在します。
そんなWebサイトにとって重要な要素のうちのひとつが、Webサイトのデザインです。
Webサイトのデザインは、サイトの使いやすさや、そのサイトが利用者に与えるイメージに大きく関わります。
例えば、同じ
「サイトで商品を買ってもらう」
というビジネスモデルだったとしても、デザインや書き方によって売上は数倍~数十倍も変わると言われています。
そんなWebサイトのデザインを専門とする職業が、Webデザイナーです。
Webデザイナーは基本的に、依頼を受けたWebサイトのデザインの企画・設計から実装までを行います。
Webデザイナーが製作工程のどの部分を実際に担当するかは、その案件や環境、その人のスキルによって異なり、それぞれの工程に、それを専門とする人がいます。
Webデザイナーの仕事内容
Webデザイナーがどのような職業か分かったところで、Webデザイナーの仕事内容をくわしくみていきましょう。
Webサイト制作には様々な工程があり、デザインに関わる工程でも、Webデザイナーとは別の職業が関わることも多いです。
それらの幅広い分野を担当するWebデザイナーも存在していて、Webデザイナーの仕事内容は、その人のスキルや環境によって異なります。
企画・設計
Webデザインを始める前に、まずはクライアントの要望を詳細に把握します。
クライアントの要望を正しく把握することは、プロジェクトの進行でなによりも重要なため、クライアントとは時間をかけて何度も話し合うこともあります。
通常、話し合いの現場には、Webデザイナーだけではなくディレクターやプロジェクトマネージャーが同行します。
クライアントからの要件が把握できたら、これから制作するWebサイトの企画書を作成します。
企画書の作成自体はディレクターの役割ですが、企画書のWebデザインについての項目はWebデザイナーが担当します。
Webデザイナーは、Webサイトのおおまかなコンセプトデザインを提案して企画書に載せます。
コンセプトデザインは、これから制作するWebサイトの目的の達成やターゲットとする層を取り込めるように設計します。
それだけではなく、コンセプトデザインを設計する際には、Webサイトのボリュームや、見やすさ、使いやすさも考慮する必要があります。
大規模なWebサイトやハイレベルな案件の場合は、Webデザイナーだけでなく、アートディレクターと呼ばれるデザイン全般の専門家が制作に加わることもあります。
クライアントの多くは、ITを専門としていません。
そのため、
「何かいい感じにして」
といった抽象的な依頼をされるケースも多々あります。
そのため、ヒアリング能力やコミュニケーション能力が、高いレベルで要求されるのです。
ワイヤーフレームの制作
通常はディレクターが担当することが多いのですが、Webデザイナーも、ワイヤーフレームと呼ばれる、Webサイトの配置図を制作することがあります。
ページタイトル、メニューなどの案内項目から、実装予定のコンテンツをWebサイトのどこに配置するかなどを、この工程で決定します。
ワイヤーフレームの制作は、UIやUXの視点・知識が重要になります(UIとUXについては「Webデザイナーに必要なスキル」の項で解説します)。
Webデザイナーは複数のワイヤーフレームを制作して、クライアントに提案します。
現在は、ワイヤーフレーム制作のためのツールが多く登場しており、プロトタイプを実際に操作できるような場面も増えています。
ちなみに、Webサイトを含め、様々なサービスやアプリケーションのUIデザインを専門とする職業を「UIデザイナー」と呼ぶこともあり、Webデザイナーと比較的近い職種であるといえます。
Webデザインの制作
ワイヤーフレームの制作が終わり、Webサイトの枠ができたところで、ようやく実際のWebデザインにとりかかります。
カラーや飾り付けなどのWebサイトのビジュアルから、使用する文字フォントなどを決定します。
そしてWebサイトのデザインをまとめた「デザインカンプ」というデータを作成します。
このとき、その後の制作工程のために、Webサイトの構成要素をまとめた「エレメントリスト」というものを作成しておくこともあります。
Webサイトのデザインにはグラフィックアプリケーションを用いて行います。
PhotoshopやIllustratorが代表的なグラフィックアプリケーションで、Webデザイナーにとってこれらのアプリケーションの操作は必須スキルです。
コーディング
制作したWebデザインをもとに、HTMLやCSSなどの言語を用いてコーディングをしていきます。
この工程は、コーダーと呼ばれる職業が専門的に担当することが多いですが、色調やレイアウトなどの最終調整はWebデザイナーが行います。
Webサイトの構造や実装する機能によっては、Webサイトの中で利用者が直接接触する部分の制作を専門とするフロントサイドエンジニア、データ構築などのサーバー処理を専門とするバックエンドエンジニアが携わることもあります。
一昔前は、フロントサイドエンジニアとバックエンドエンジニアは、別々の人が担当するケースも多かったですが、最近は両方できる人材も多く出てきました。
運用テスト
Webデザイナーは、コーディングを終えた部分から、正常に動作するか、仕様通りの実装がなされているかをテストします。
問題があれば修正対応をして、社内でのチェックが通ったら本番環境へ移行してから、クライアントのチェックを受けることになります。
特にECサイトなどの作成では、正確な動作や、データの反映が出来ないと、クライアントのビジネスに大きなダメージを与えてしまうため、非常に重要です。
Webデザイナーに必要なスキル
Webデザイナーとして活躍するのには、どのようなスキルが求められるのでしょうか。
ここでは、Webデザイナーにとって特に重要なスキルを解説します。
デザインの基礎スキル
Webサイトのデザインをするためには、デザイン全般の基礎的なスキルが必要になります。
Webデザイナーは、IT技術を駆使してWebサイトを制作する「デザイナー」です。
色彩や構成、文字フォントなど、デザインの基本知識を持っていることが前提となります。
デザイン全般の知識に加えて、Webデザイン特有のデザインスキルが求められます。
モニターに映しだして閲覧する、ユーザーがPCやスマートフォンで操作する、階層構造を持っているなど、Webサイトには様々な特性があります。
このような特徴を把握してWebサイトをデザインするスキルが、Webデザイナーにとって最も重要なスキルです。
そして、そのデザインを実現させるためには、PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックアプリケーション、Sketch、Adobe XDなどのWebデザインツールを扱うスキルが必要です。
UIについての知識
Webサイトのデザインは、ユーザーが使いやすいと思えるようなものが好ましいですね。
そのユーザーにとっての使い勝手をUI(User Interface)と呼びます。
WebデザイナーがWebサイトをデザインするとき、このUIについての知識が求められます。
UIの知識がない人がデザインしたWebサイトは、いくら色彩やレイアウトなどの見栄えがよくても、使いにくいものになってしまいます。
UIと合わせて、UX(User Experience)という言葉があります。
UIはユーザーの操作に関するものですが、UXは、ユーザーがそのサービスを利用したときに得られる体験のことを指します。
Webデザイナーは、Webサイトの目的やターゲット層など、クライアントからの要望を実現するようなWebサイトを制作します。
Webサイトの目標を達成するには、UXの視点・知識が重要になるのです。
コーディングスキル
WebデザイナーはWebサイトのデザインをするだけではありません。
設計したデザインを、実際にWebサイトに実装する作業も、Webデザイナーが担うことがあります。
コーディング前の状態では、単なる画像ですが、実際にサイトになったときには、様々な動きが必要になります。
例えば、
・メニューボタンを押したら、メニューが開く
・自動的にスライドショーが切り替わる
・ユーザーがマウスを乗せると画像が大きくなる
など、最近のサイトは本当に色々な機能を備えています。
Webサイトのデザインに関わるHTMLやCSS、Webサイトの動作に関わるJavaScriptなど、Webサイト制作の現場でよく採用されるプログラミング言語については、一通り把握しておきましょう。
Webサイト制作の業界は変化が早く、様々なプログラミング言語が採用されるため、新しい知識・技術を積極的に身につける必要があります。
SEO知識
ターゲット層の集客ができたかなど、Webサイト制作においてクライアントが出した要望通りの結果は、なにをもってもまず大事なことです。
そのためには、SEOの知識が必要になります。
SEO(Search Engine Optimization)とは、「検索エンジン最適化」と呼ばれる手法です。
狙ったユーザーにWebサイトを訪問してもらうように、検索エンジンの仕組みを利用したWebサイト制作を行います。
アクセス解析やニーズの把握などで、検索エンジンの検索結果で上位に表示されるようにするのがSEOです。
通常、アクセス解析などは、それを専門とする人員が担当しますが、Webサイトのデザインは集客に大きく関わるため、WebデザイナーもSEOについてある程度の知識があることが望ましいです。
加えて、サイト内でのコンバージョンも非常に重要です。
例えば、商品ページを100人の人が見た時に、1人しか買ってくれなかった場合。
コンバージョンは1%ということになります。
このコンバージョンが2%になれば、売上は同じアクセス数でも2倍になるわけです。
コンバージョンを上げるためには、様々な工夫があり、Webデザイナーにこれらのスキルが求められるケースもあります。
・商品画像の見せ方
・ユーザーに好印象を与えるボタン配置
・見にくくなく、主張しすぎない文字サイズや色
・使いやすいボタン
・メニューボタンの位置
こういった様々な要素がコンバージョンに関係してきます。
そのため、「デザイナー」という名前はついていますが、単に美しいものを作るというイメージよりは、
「実用性とビジュアルに優れた作品」
を作ることが求められるのです。
Webデザイナーをお探しならAMELAに
今回は、Webデザイナーという職種についてお話してきました。
年々Webの活用が重要視されてきているため、多くの企業様でもWeb戦略は考えられていることでしょう。
しかし、実際Web戦略が上手くいっていない企業様も多いです。
その一つの要因が、
「そもそもの仕組みが出来ていない」
という部分だと考えられます。
極端な話、広告費を出せば、ある程度サイトへのアクセス数を集めることが出来ます。
一方で、サイトに来たユーザーに対して
「次のアクション(例えば資料請求など)を起こさせる」
ということは非常に困難です。
この仕組み作りの部分が上手くいっていなかったり、折角問い合わせが来たのに、社内の顧客管理体制が不十分であるため、潜在的な顧客を取り逃しているケースも多いです。
AMELAでは、様々な企業様のシステムの開発を通して、
「単に作るだけではなく、お客様のビジネスに寄り添った設計・開発」
を行っています。
是非一度ご連絡いただければと思います。