資金調達の際は弁護士のサポートを受けるべき!その理由は?

資金調達をする場合は契約書を交わすことになりますが、その際には弁護士のサポートを受けることをおすすめします。
なぜなら、弁護士のサポートを受けることでさまざまなメリットがあるためです。
この記事では、資金調達の際に弁護士のサポートが必要になる理由やメリット、弁護士の選び方について解説します。

資金調達の際に弁護士のサポートが必要になる理由

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資金調達の際に弁護士のサポートが必要になる理由は、契約で不利な条件を飲まされないようにするためです。
経営者の方の多くは契約書に関する知識があまりなく、かつ出資者と企業側では利害関係が反することがあるため、出資者側は企業側にとって不利な条件を契約書に記載してくる可能性があります。
このようなことがあっても、契約締結前に気づいて対処するためには、契約書のプロである弁護士の力が必要なのです。

資金調達の際に弁護士のサポートを受ける3つのメリット

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資金調達の際に弁護士のサポートを受けるメリットは、次の3つです。

  1. 客観的な立場からアドバイスをもらえる
  2. 不利な契約を結ばされずに済む
  3. 交渉決裂を回避できる

では、それぞれについて解説します。

1.客観的な立場からアドバイスをもらえる

契約において第三者的な立場である弁護士からのアドバイスは有益であるため、受けることをおすすめします。
なぜなら出資者であるベンチャーキャピタルやエンジェル投資家もアドバイスをくれるとはいえ、利益が相反する立場であるため、相手方に有利になるように誘導してくる恐れがあるためです。
客観的な意見が聞きたければ、弁護士のサポートを受けると良いでしょう。

2.不利な契約を結ばされずに済む

弁護士のサポートを受けることで、企業にとって不利な契約を結ばされることを防げます。
企業にとって不利な契約内容の例は、下記のとおりです。

  • 資金の用途が制限されている
  • 意思決定において投資家の承諾を必要とする
  • 過剰な責任や義務が規定されている

このように不利な内容が契約書に盛り込まれていても、素人では気づけない可能性があるため、弁護士に契約書をチェックしてもらうと安心です。

4.交渉決裂を回避できる

契約書の企業にとって不利な内容の変更を要求した場合、交渉が決裂し、出資が受けられなくなってしまう可能性があります。
確かに絶対に受け入れるべきではない内容は変更すべきですが、中にはある程度柔軟性を持って受け入れた方が良いケースもあります。
これらの判断は素人には難しいため、プロである弁護士にお任せするのがおすすめです。

資金調達の際における弁護士選びのポイント

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資金調達の際における弁護士選びで重要なのが、弁護士が法律の知識のみではなく、財務理論や会計基準にも精通しているかどうかです。
また、自社のビジネスモデルや利益構造をしっかり理解し、独自のプランを提案してくれるかどうかも重要です。
特にスタートアップやベンチャー企業であれば、これらの資金調達に特化した弁護士を選ぶのが良いでしょう。

ただし弁護士としての能力だけではなく、話しやすさや相談しやすさ、レスポンスの早さなども重要です。
親身になってくれて、頼れるパートナーになってくれそうな弁護士を選びましょう。

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