怪しい資金調達は詐欺の可能性が!特徴と見極めるためのポイントを紹介!

資金調達にはさまざまな方法がありますが、中には資金繰りで困っている方の心理状態に付け込んだ資金調達詐欺があります。もし資金調達詐欺に遭ってしまったら、支払ってしまったお金を取り戻すのは簡単ではありません。そのためこの記事で紹介する、資金調達詐欺を見極めるポイントを押さえて、被害に遭わないように気をつけましょう。

怪しい資金調達詐欺の手口

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資金調達詐欺は、資金繰りで困っている人の心情に付け込んで、巧みな手口で金銭をだまし取ってきます。たとえば、TwitterやInstagramなどのSNSが詐欺の手段として用いられることが多いです。本来は騙されないような方であっても、資金繰りが苦しくなり判断力が鈍っている状態だと、ついつい騙されてしまう危険性があるため要注意です。

Twitterでは、融資と見せかけて金銭を振り込ませる資金調達詐欺のパターンが目立ちます。融資のための保証金や紹介料という名目で金銭を支払わせ、そのまま音信不通になってしまうのです。SNS経由での資金調達は危険なためおすすめしません。

怪しい資金調達詐欺の特徴

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資金調達詐欺には、次のような特徴があります。

  • 不自然なほど条件が良い
  • 融資前に金銭を請求してくる

では、それぞれについて解説します。

不自然なほど条件が良い

甘い話には罠があるとよく言われますが、資金調達においてもそれは当てはまっています。条件が良すぎる融資の話は、資金調達詐欺の可能性が高いです。たとえば審査が不要だったり、金利が安すぎたりする場合は資金調達詐欺を疑った方が良いでしょう。

融資前に金銭を請求してくる

融資前に金銭を請求してくるのも、資金調達詐欺によくあるパターンです。本来資金調達の際は融資前に金銭を請求されることはありませんが、資金調達詐欺の場合は保証金や紹介料、手数料という名目で金銭を支払わせようとしてきます。もし融資前に金銭を請求された場合は、資金調達詐欺である可能性が非常に高いため、利用しないようにしましょう。

怪しい資金調達詐欺を見抜くためのポイント

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資金調達詐欺を見抜くためには、ポイントを押さえておくことが重要です。そのポイントは、次のとおりです。

  • 個人間融資を避ける
  • 条件が良すぎる融資は避ける
  • 貸金業登録の確認をする
  • 企業概要を確認する
  • 契約書の有無を確認する
  • 口コミや評判を確認する

では、それぞれについて解説します。

個人間融資を避ける

個人間融資はリスクが高いです。特に相手が誰なのかよくわからないような場合は、絶対に避けましょう。資金調達は、金融機関や投資家からおこなうのが安全です。

条件が良すぎる融資は避ける

先述のとおり、甘い話には罠があります。そのため、条件が良すぎる融資は避けましょう。資金繰りで困っているとついつい手を出したくなるかもしれませんが、詐欺師はまさにそのような心理状態につけこんでくるのです。

貸金業登録の確認をする

融資などをおこなう個人や企業は、貸金業登録が必要です。貸金業登録は都道府県への届け出が必要で、登録番号があり、こちらはホームページに必ず記載があるはずです。もし貸金業登録がされていなければ、利用はやめましょう。

企業概要を確認する

企業概要を確認することで、その企業が本当に存在しているのか確認できます。もし企業の所在地が明記されていない場合は、架空の詐欺業者である危険性が高いです。

また所在地が虚偽のものでる可能性もあるため、融資の前院は必ず面談を要求し、実際に足を運んできましょう。もしここで訪問を拒否されるようであれば、資金調達詐欺である可能性が高いです。

契約書の有無を確認する

まともな業者であれば、必ず契約書を作成してくれます。すぐに融資するために契約書を作成しないなどの理由をつけてくることがありますが、契約書を作成せずに取り引きを行った場合、トラブルに発展する可能性が高いのでNGです。もし契約書の作成を拒否されるようであれば、その時点で取引をやめましょう。

口コミや評判を確認する

実際に利用した方からの口コミや評判は、非常に参考になります。これらを参考に、どのような相手であるのか確認しましょう。

資金調達詐欺に遭った際に取るべき行動

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もし資金調達詐欺に遭ってしまった場合は、次の行動をとりましょう。そうすれば、だまし取られてしまったお金を取り戻せるかもしれません。

  • 警察に被害届を出す
  • 総合相談センターへ連絡する
  • 消費者ホットラインへ連絡する

では、それぞれについて解説します。

警察へ被害届を出す

もし資金調達詐欺に遭ってしまったことがわかったら、すぐに警察に被害届を出しましょう。その際には、取引した際のメールや、相手の口座情報などの証拠を提出する必要があります。

総合相談センターへ連絡する

総合相談センターは、詐欺に遭ってしまったと思われる場合に相談できます。警察安全相談員などの職員が、相談内容に応じて必要な処置を講じてくれたり、相手への警告や検挙をおこなってくれたりします。

  • 連絡先:#9110
  • 営業時間:平日8:30~17:15

消費者ホットラインへ連絡する

消費者ホットラインとは、無料で不安に思っていることや困っていることを相談できる窓口のことです。もし 資金調達において怪しいなと感じることがあれば、是非連絡してみましょう。消費生活相談員やアドバイザー・コンサルタントなどの資格をもった職員が、問題解決のためのお手伝いをしてくれます。

  • 連絡先:188
  • 営業時間:平日9:00~17:00 土日・祝日10:00~16:00

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