フローチャート作成ツールおすすめ5選をご紹介
経営者や個人で事業を行っている方の中には、Excelを使って業務フローチャートの作成している方が多いと思います。 1からカスタマイズして作成できるため便利ですが時間がかかるデメリットがあります。「もっとデザイン性良く」かつ「効率よくフローチャートを作りたい」と考えている方もいるでしょう。 そこで今回は、業務設計に重要なフローチャートを簡単に作成できるおすすめツールを5選をご紹介します。気になっている方はぜひ参考にしてください。
フローチャートとは
フローチャートとは、「アイデア選定」「市場調査」「企画設計」「環境準備」「商品開発」「テスト」「分析」「改善」といった複数の業務工程を図表に表したものです。一目見ただけで業務の流れが分かるので、現段階がどのフェーズなのか簡単に確認できます。 さらにスケジュールと組み合わせることで、業務の進度が遅れていないか把握することも可能です。フローチャートを作成することで上記のように作業の流れを設計でき、ミスを減らすことができます。 しかし、フローチャートを作成するためには文章や図を作成する手間があり時間がかかります。その課題を解決するのがフローチャート作成ツールです。フローチャート作成ツールを利用することで、図の作成や業務フローの設計などテンプレートを選ぶだけで完成します。作成経験の無い方でも簡単に作成できるので便利です。 以下でおすすめのフローチャート作成ツールをご紹介しますので、気になったツールがありましたら、専用のページまで移動して詳細を確認してください。
フローチャート作成ツールおすすめ5選
ここで紹介するフローチャート作成ツールはクラウド型と呼ばれるものです。自社のサーバーにインストールする必要がなく、ブラウザからログインするだけで利用できるため大変便利です。
Lucidchart
Lucidchartは世界2,500万人以上のユーザーに利用されているフローチャート作成ツールです。使用できる図形の種類が豊富にあるため、直感的に分かりやすいデザインでフローチャートを作成することができます。 また、「開発工程」や「営業手順」といったさまざまな業務状況に合わせたテンプレートがよういされているため、どの企業でも利用しやすいツールとなっています。 加えて、人気のプラットフォームとの連携ができる特徴があります。Microsoft Office・Atlassian・G Suite・Slack・Salesforceで管理しているデータを取り込むことで、より詳しいフローチャートを作成することが可能です。
料金 | 800円~1,000円 法人向けはお問い合わせで確認できます。 |
無料トライアルの有無 | 〇 |
URL | https://www.lucidchart.com/pages/ja |
Cacoo
Cacooは共同作業の仕組みを取り入れたフローチャート作成ツールです。システム上でビデオ通話やチャットを行えるため、リアルタイムで話し合いをしながらフローチャートを作成できます。 その他にも、AWS構成図をインポートできる仕組みがあり、ネットワーク図を自動で作成することができます。また、Googleドライブ・Googleドキュメント・Typetalkとの連帯も可能で、データの共有が簡単に行える特徴があります。
料金 | 660円~(1人当たりの料金) |
無料トライアルの有無 | 〇 |
URL | https://cacoo.com/ja/ |
draw.io
draw.ioはGoogleブラウザにデフォルトで搭載されているフローチャート作成ツールです。ブラウザ上で編集が可能となっており、他のユーザーとの共有作業も可能です。 ExcelやPowerPointよりも使用できる図形の種類が豊富で、幅広い表現を実現できます。操作性もかなり軽く、インストールや契約といった手間がないため、個人規模で利用したい方におすすめです。また、フローチャートの作成経験が無い方でも簡単に利用できる魅力があります。
料金 | 無料 |
無料トライアルの有無 | ― |
URL | https://app.diagrams.net/ |
Figma
Figmaはブラウザ上でデザインを行うことができるツールです。元はデザイン設計用のツールですが、豊富なデザインの図形があるためフローチャート作成にも利用できます。 Figmaの魅力としては、スマホから見た時のレイアウトを確認できることです。出先からでもフローチャートを作成することができるため、営業職の方におすすめのツールとなっています。
料金 | 約1,300~5,000円 |
無料トライアルの有無 | 〇 |
URL | https://www.figma.com/ |
Miro
Miroはオンラインホワイトボードサービスで、フローチャートの作成にも利用できます。使える図形はシンプルですが、共同作業やチャットが利用できるため、スムーズな作成を実現できます。 また、無料版でも多くの機能を利用することができるため、そこまで詳細にこだわっていない企業の場合はMiroの無料版でも十分に満足のいく利用が可能でしょう。コメント機能でメモをつけることもでき、社内共有に適したツールとなっています。
料金 | 約900~1,800円 |
無料トライアルの有無 | 〇 |
URL | https://miro.com/index/ |
まとめ
この記事ではフローチャート作成におすすめなツールを5つご紹介しました。多くのツールが無料で利用できるので、複数のツールを試した自社に適したサービスを見つけるようにしましょう。 また、上記のツールはフローチャートの作成だけでなく、ブレインストーミングといったアイデア抽出の作業にも利用することが可能です。興味のある企業はぜひ導入の検討をしてください。