オフショア開発は英語で行うべき?メリットやコツもあわせて紹介
オフショア開発は英語で行うべき?メリットやコツもあわせて紹介
オフショア開発でのコミュニケーションに、不安を抱えている方はいませんか? 人手不足を解消に有効な手段であるオフショア開発ですが、英語を使ったほうがよいのか不安に思っている方は多いでしょう。 そこで今回は、オフショア開発における英語の必要性について、詳しく解説します。 合わせて、英語でコミュニケーションをとるためのコツも紹介。 この記事を読めば、オフショア開発を英語で行うメリットを理解できますよ。
オフショア開発に英語は必要か?
オフショア開発で相手とコミュニケーションを取るときに、英語は必須ではありませんが利用するメリットは大きいです。 各国にオフショア開発を展開する日系企業があり、相手とコミュニケーションを代行してくれるので、日本語でも問題ありません。 しかし、第三者を挟んだうえでのコミュニケーションにはどうしても限界があります。 スムーズに意思疎通を取りたいのであれば、やはり英語で直接コミュニケーションをとる必要があるでしょう。
オフショア開発を英語で行うメリット
オフショア開発のコミュニケーション言語を、英語にするメリットは次の3つです。
- コスト削減
- 優秀な人材確保
- 依存防止
第三者に頼るのではなく、自身で相手とコミュニケーションを取れば、それだけ選択の幅が広がります。 次にそれぞれのメリットについて解説しますので、ご覧ください。
通訳を挟まないのでコスト削減ができる
自身で相手とコミュニケーションを取れば、ブリッジSEや通訳にかかる費用や時間を削減できます。 通訳を挟むとお金がかかるだけでなく、翻訳する際に倍の時間がかかってしまうのです。 時間がかかって工数が増えてしまえば、お互いにとってストレスとなるでしょう。 英語で直接コミュニケーションを取れば、こういったコストやロスを削減できるのです。
優秀な人材を確保しやすい
技術力の高いエンジニアは英語を話せる人が多く、優秀な人材を確保しやすくなります。 ITスキルが高いエンジニアの多くは英語で勉強しているので、英語で会話を行えるのです。 一方で、日本語でスムーズに会話できる優秀なエンジニアとなると、その数は限られてきます。 英語でコミュニケーションができれば、日本語を話せるエンジニアを探すよりも簡単に優秀な人材を見つけられるでしょう。
ブリッジSEに依存しなくなる
英語で直接コミュニケーションをとれば、ブリッジSEの能力にプロジェクトの成功を左右されません。 ブリッジSEとは橋渡しとプロジェクトマネージャーを兼任している、重要な役割を担っています。 なので、ブリッジSEの能力によって、プロジェクトの成果を左右されてしまうのです。 もしブリッジSEが優秀であっても、辞められると今までのプロジェクトが崩れてしまいかねません。 直接相手とコミュニケーションをとってしまえば、ブリッジSEに依存する関係を避けられます。
英語でコミュニケーションをとるためのコツ
英語でのコミュニケーションに不安を感じている方のために、上手に意思疎通をするコツをお教えします。
- Google翻訳の活用
- 簡潔な英語
- 誤解がないか確認
英語でのコミュニケーションをとるとき、ネイティブである必要はありません。 コツを押さえて、相手に伝えられるようにしましょう。 次にそれぞれのコツについて、詳しく解説します。
Google翻訳を活用する
メールやチャットなどの非同期コミュニケーションであれば、Google翻訳などの機械翻訳を活用が有効です。 最近の翻訳ツールは人工知能の発達によって、精度が大幅に向上しています。 とはいっても、入力した文章に誤字があったり略語が用いられていたりすると、正確に翻訳されません。 あくまでも翻訳ツールはサポートであって、最終的な判断は人間側である点に注意しましょう。
簡潔な英語を心がける
長文はできるだけ避けて、要点だけをまとめた簡潔な英語を心掛けてください。 日本語のあいまいで回りくどい表現をそのまま英語に翻訳すると、相手に伝わりにくいです。 自身の英語スキルの範囲で話せるレベルの英語を使って、相手に伝わるコミュニケーションを意識しましょう。
確認を怠らない
日本語での会話と同じように、相手と自身の理解に誤解がないかどうか、確認をしっかり行ってください。 確認を怠ってしまうと、誤解を持ったままプロジェクトが進んでしまいかねません。 そうなってしまわないように、自身の理解が正しいかどうか、相手にしっかりと伝わっているかどうかを確認しましょう。
まとめ:英語でのコミュニケーションでオフショア開発を成功させよう
オフショア開発における英語の必要性について、解説しました。 日本語だけでもオフショア開発を行えますが、英語を使って直接コミュニケーションをとったほうが効率がよいです。 英語でのコミュニケーションにハードルを感じている方も多いでしょうが、コツを意識していれば高い英語スキルは必要ありません。 オフショア開発を成功させるために、ぜひ英語を使ったコミュニケーションに挑戦してみてください。