顧客管理だけじゃない!SPIRAL利用のメリット・デメリット

現在、多くの会社では 「顧客情報の管理・活用」 が非常に重要視されています。 物が自動的に売れるような時代でなくなった今、いかに顧客に効率的にアプローチを行って、いかにリピートしてもらうのかが非常に重要なのです。 そんな顧客管理ソフトとして有名なSPIRAL。 意外と知られていないこのSPIRALの活用方法などについて見ていきたいと思います。

SPIRALとは

SPIRALとは

SPIRALとは SPIRALは、株式会社パイプドビッツが運営するWebアプリケーション構築プラットフォームになります。 このSPIRALは、WEB上から簡単にデータベースを作成したり、アンケートフォームを作成した上でそのデータをデータベースに格納するなどの使い方が可能な仕組みになります。 多くの企業では、顧客管理ソフトとして利用しており、ショールームや店舗への来場者受付のような形で利用されています。

SPIRALを利用するメリット

SPIRALを利用するメリット

SPIRALを利用するメリット では、このSPIRALを利用することのメリットはどのようなものでしょうか。

簡単にメルマガの送信が可能

集めた顧客情報から、簡単にメルマガを送ることが出来ます。 きちんとデータベースに情報を入れておけば、性別や年齢によってセグメンテーションを行い、ターゲットとなる層にだけメールを送るなど、運用方法によって様々な活用方法が可能です。 ステップメール(各ユーザーに順を追って配信するメルマガ)にも対応しており、SMSやLINEなどにも対応しているため、顧客に対して様々なアプローチが可能になっています。

大手企業でも多数採用されている実績あるシステム

大手企業の採用実績も多数あるSPIRALは、顧客情報という非常に繊細な情報を扱う上での信頼性が非常に高いです。 個人情報の取扱に関しては、年々厳しくなっている様に感じますが、こういった大手企業の実績があるシステムを使えば、情報漏えい等の心配が少なくて済むでしょう。

高いセキュリティを担保して開発が出来る

SPIRALは、データベースの情報をAPIを通してやり取りすることが可能です。 そのため、高いセキュリティを担保したまま、SPIRALのデータベースを中心としたシステム開発が可能になります。 例えば、顧客情報と自社の基幹システムの情報を合わせて活用したり、基幹システムで商品の生産情報をSPIRALにバッチ処理でアップし、ネットショップのような仕組みを作るなど。 使い方は様々かと思いますが、少ないコードでシステムを作れるというメリットがあります。

サーバーなどの構築が不要でAPIによりDB操作が可能

前述したように、SPIRALはAPIによってデータのやり取りが可能なわけですが、社内のサーバー内でシステム開発を行い、SPIRALのデータを使う場合、別途ウェブサーバーを立てる必要性も無いなどの利点があります。

専用管理画面が有りデータの閲覧も簡単

システム開発を行っていない非エンジニアでも、顧客情報を簡単に閲覧できたり、メルマガを簡単に送るための仕組みが、SPIRALの管理画面として用意されています。 ある程度の人数がいる会社では、システム部門とマーケティング部門は別のチームとして存在するかと思います。 そのため、マーケティング部はシステムにそれほど強くないケースも多く、こういった管理画面がある事で業務がスムーズに行えるでしょう。

簡単にアンケートフォームを作成し、データをDBに蓄積させられる

同様に、非エンジニアでも簡単にアンケートフォームを作成することが出来ます。 そのため、ちょっとした顧客アンケートや、取引先への展示会の参加不参加を集計する上でも、SPIRALを使うことで業務を簡略化することが可能です。 これらのデータは全てSPIRALのデータベース内に溜まっていくので、そのデータをシステム部門が活用する・・・など、運用を分けることも出来るので、非常に便利です。

SPIRALを利用するデメリット

SPIRALを利用するデメリット

SPIRALを利用するデメリット では、SPIRALを利用することにはデメリットが有るのでしょうか。

費用は割高

セキュリティがしっかりしていることや、業界最大手の顧客管理システムということも有り、費用としては割高になります。 初期費用10万円と月額費用が5万円以上となりますので、ある程度 「こういう運用をしたい」 と決まってからの導入が好ましいでしょう。

エンジニアが社内にいないと使いこなせない

SPIRALを、単なる顧客管理ソフト・メルマガソフトとして活用するのであれば、非エンジニアでも活用することが可能でしょう。 しかし、APIを使って幅広い活用を行うためには、どうしてもエンジニアが必要になります。

社内システムとの連携が必要になるケースも

SPIRALの費用は、データのレコード数によっても変わってきます。 そのため、全てのシステムをSPIRAL内のデータベースに格納するのは、あまり現実的では有りません。 また、WEBサービスですので、アカウントの情報が漏洩してしまった際には、全ての情報が流出してしまいます。 もちろん、そうならないためにパイプドビッツは全力で業界でも最先端のセキュリティを行っていくでしょうが、WEBサーバーではなく、ローカル環境だけで動くシステムにデータを格納しておくほうが安全なケースもあります。 これらの理由から、一般的な運用方法としては 1.SPIRALで顧客情報や来場予約を集める 2.社内のローカル環境にバッチ処理でデータを移してくる 3.SPIRAL内のデータを削除して容量をあける これを繰り返すことで、SPIRALの容量を最小限にし(費用的にも最小限になります)、データの活用を社内で行う運用が可能になります。

顧客管理はAMELAに相談!

顧客管理はAMELAに相談!

顧客管理はAMELAに相談! SPIRALは、確かに高性能な顧客管理システムですが、それらの機能を拡張する上で、どうしても開発が必要になってきます。 きちんと顧客情報を活用するためには、しっかりとした仕組み作りが重要。 AMELAでは、SPIRALのAPIを使った開発はもちろんのこど、顧客管理システムそのものの開発も可能になります。 初期費用としては、新規で開発する方がコストとしては高くなりますが、長期的な運用コストや、その他の機能追加の柔軟性を考えると、AMELAに相談いただくことには、非常に大きなメリットがあると言えるでしょう。 是非、顧客リストを活用したいと考えている企業様は、ご連絡頂ければと思います。